近年、オープンソースのCPUアーキテクチャであるRISC-Vを採用しているマイコンが増えてきており、カスタムSoC開発ではRISC-Vアーキテクチャを利用した開発がスタンダードになりつつあります。
RISC-Vを利用するメリット
・オープンソースであるため、ライセンス料・ロイヤリティ料が不要
・新しく設計されたISA。今までのしがらみが無いシンプルな設計。128bitまで考慮された拡張性を持ち、将来的に長く使用できる。
・カスタム命令の追加が可能。特定用途向けCPUの開発が容易。
RISC-V導入時の課題
・エコシステムとして多種多様な製品・サービスが提供されているが、具体的に何をどのように利用して開発を進めていけば良いか、情報が明確でない
・実際に開発を進めていくためには専用のスキルと経験が必要
上記の課題に対し、イーソルトリニティは、RISC-V対応開発環境(Imperas社)の販売・サポートに加え、RISC-Vを利用した開発で必要となる検証作業を中心としたエンジニアリングサービスを提供しています。Imperas社が提供するRISC-V対応開発環境は、仮想プラットフォームに加えRISC-Vリファレンスモデル、コンプライアンステストケースなどが含まれます。RISC-V Foundationのゴールデンモデルとして利用されており、信頼性の高い設計検証ツールです。
採用事例
デンソー社のグループ会社であり半導体IP開発および販売を行うNSITEXE社が、RISC-Vをベースとした次世代自動車向けプロセッサ開発にて採用
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もっと知りたい方へ
6/10(木)開催のウェビナー「Imperas社の高速RISC-V命令セットシミュレータのご紹介」では、Imperas社のRISC-V高速命令セットシミュレータの特長とRISC-V IP開発者向けのデザインベリフィケーションの用途を解説します。ソフトウェア開発者およびIP開発者の両方の方にご視聴いただける内容となっています。ご興味のある方は、ぜひお申し込みください。
[ウェビナー詳細・お申し込みはこちら]
https://www.esol-trinity.co.jp/event/555/
マーケティング室 A.S