イーソル センシングデバイス事業部は組込み技術の応用製品として、冷凍倉庫や食肉加工場、粉塵が舞う施設や、屋外での物流・流通現場向けに、優れた耐環境性能を発揮する製品・システムを提供しています。これらの耐環境技術を更に応用して開発したIoT環境モニタリングシステムは、農業、防災・減災インフラの各分野で採用が進んでいます。
本記事では、環境データをモニタリングするための各種センサを内蔵し、主に農場、植物工場、施設園芸、などの分野において活用されている「環境データ管理システム」についてご紹介します。
農業生産現場における環境計測と計測データの活用に対する需要が高まり、ICTの活用は加速しています。生産現場では、温度・湿度などの環境データの自動収集や農産物の生育に適した環境維持、農作物の安定的な収穫が求められており、これらを容易に実現する手法として「スマート農業」はますます期待されています。
イーソルの環境データ管理システムは、温湿度、照度などのさまざまな環境データを測定する装置と、測定データをクラウドサーバ上に蓄積・管理するアプリケーションで構成するシステムです。内蔵センサのほか各種無線/有線センサも用意しているので、広範囲で各スポットの測定データを得ることができます。
環境測定装置には、イーソルが長年培ってきた耐環境技術が生かされており、屋内外の過酷な環境下での長期間計測に耐え得る設計となっています。電源にはソーラーパネルが利用できるため、電源を引くことのできない遠隔地での稼働も可能です。
必須な機能のみに絞り込んだ最小構成の標準セットのほか、多種多様な無線/有線センサやモジュールなどをオプションで提供するため、ユーザは柔軟にシステムを構成できます。
さらに詳しく知りたい方
イーソル センシングデバイス事業部は、スマート農業を加速する製品・サービスが集まるオンラインイベント「農業ビジネス EXPO ONLINE」に参加します。イーソルブースでは、環境データ管理システムを活用した「リモートセンシング」によるスマート農業を提案、オンラインでの商談予約も承っています。
この機会に是非、イーソルブースへのお越しをお待ちしております。
■農業ビジネス EXPO ONLINE
会期 | 2022年2月16日(水)~ 18日(金) |
開催形式 | オンラインによるWEB開催 |
参加 | 事前登録制(※参加費無料) |
詳細・お申し込み | https://www.esol.co.jp/event/event_237.html |
マーケティング室 N.K