システム規模の拡大や複雑化する自動車、産業機器、医療機器において求められる、高度に統合化されたミックスド・クリティカルなアプリケーション開発を支援するeMCOS Hypervisorをリリース
イーソルのスケーラブルリアルタイムOS「eMCOS®」は、分散型マイクロカーネルアーキテクチャおよび、高いスケーラビリティとリアルタイム性の両立を可能にするスケジューリングアルゴリズム(特許取得)を提供します。このeMCOSに組込み向け仮想化機能を組み込みこんだ「eMCOS Hypervisor」により、堅牢なリアルタイム性が求められるアプリケーション向けリアルタイムOSと、LinuxやAndroidなど機能豊富なアプリケーション向けの汎用OSなど複数OSを、リアルタイム性能を損なうことなく実行することができるようになります。ミックスド・クリティカルシステムにおいて、それぞれを空間/時間的に完全に分離できます。
運転者支援から産業オートメーションおよびロボットなどのシステムでは、豊富なユーザエクスペリエンスや高度な機能、グラフィックディスプレイ、接続性、自律性などの実現がますます重要になってきています。eMCOS Hypervisorは、従来のハードリアルタイム処理が要求される、AUTOSAR Classic/Adaptive PlatformやROS/ROS 2フレームワーク、安全性が求められるPOSIXプリケーションと、ゲストOS上のシステムを共存させることができます。
eMCOS Hypervisorの主な利点は次の通りです。
- eMCOSの高度なスケジューリング機能を利用可能
- 汎用OSのブートシーケンスを容易にカスタマイズ可能
- ドライバを容易に移植可能
- 誤動作および悪意のあるソフトウェアに対する堅牢性
※詳しくは以下プレスリリースまたは製品ページをご参照ください。
■ プレスリリース
■ eMCOS 詳細
■ eMCOS Hypervisor 詳細
マーケティング室 R.I