ファームウェアの更新は、SDV(Software-Defined Vehicle)において重要な機能であり、SOTA/FOTAのコア技術です。
交換が簡単でない産業デバイスや高額な医療設備、また車載機器など、長いライフサイクルを持つ組込み製品では、何年、場合によっては何十年もの期間、製品の市場価値およびセキュリティを確保することが大きな課題の一つです。これには、ファームウェア更新の安全性を確保することが重要な鍵となります。
しかしこれまで、ファームウェア更新のメカニズムはプラットフォームや企業、製品毎の慣行に強く依存し、標準的な製品を適用することは難しい分野と考えられてきました。
安全なファームウェア更新を実現するソリューション
イーソルのパートナーであるwolfSSL社では、これまで培った暗号化、セキュリティへの知見をベースに、複雑にからむファームウェア更新の機能のうちファームウェア更新の安全性の部分だけにフォーカスした製品である、組込み向け暗号ライブラリ「wolfCrypt」やセキュアブートローダー「wolfBoot」などを提供してます。
また、イーソルが提供するリアルタイムOS「eMCOS®」「eT-Kernel™」は、ファームウェア更新に関連するSecure boot、Secure loading、Firewall、IPsec等のセキュリティ機能とそれを支える各種セーフティ機能を兼ね備えています。
各ソリューションについて、採用事例を交えてウェビナーで紹介
10/5(木)開催 無料ウェビナー
「組込み装置・製品の市場価値およびセキュリティを確保する安全なファームウェア更新」
本ウェビナーでは、ファームウェア更新における最も重要な要素の一つである「安全性」に焦点を当て、組込み装置・製品の安全なファームウェア更新を実現するソリューションについて事例を交えながらご紹介します。
ソフトウェア/ファームウェアアップデート (SOTA/FOTA) に関わるエンジニアの方をはじめ、SDV時代における組込み開発のポイントを押さえたい方、PKI(Public Key Infrastructure:公開鍵暗号基盤) についての知識を得たい方は必見の内容です。ぜひご参加ください。
マーケティングコミュニケーション部 S .A