近年、通信速度の高速化やセキュリティ処理などの通信処理の高速化に伴い、通信データの処理負荷が増大しています。そのため、ゲートウェイやスイッチなどの通信データのネットワーク性能を、試作前にシミュレーションで検証することが必要となっています。
モデルベースアーキテクチャ探索ツール「VisualSim」
イーソルトリニティが取り扱うMirabilis Design社の「VisualSim」は、ソフトウェアもハードウェアも無い状況からシステム性能見積りを行うためにシステムをモデル化し、シミュレーションを実行でき、結果を解析することにより最適なシステム性能情報を探索するためのシステムレベルシミュレーション支援ツールです。【VisualSimの特長】
- 容易なシステムモデル化と高速シミュレータ
- 開発フェーズに合わせた精度モデルの適用
- パラメタ切替えによるシステムパターン探索
- 可読性の高いシステムモデル
デンソー社がVisualSimを用いた車載ネットワーク設計環境の検証について紹介:5/24(水)
イーソルトリニティは、5/24(水)にMirabilis Design社が主催するウェビナー「DENSO discusses Verification of network relay performance using VisualSim」に参加し、講演を行います。
(※本ウェビナーは日本語および英語で開催されます。)
デンソー社では、ネットワーク性能を検証するためのシミュレーションとして、VisualSimを導入し、ネットワーク開発の効率化と最適化を実現する開発環境を構築しています。
本ウェビナーでは、VisualSimを用いたネットワーク性能検証の事例をデンソー社のエンジニアが紹介します。また、イーソルトリニティはVisualSimの機能などについて解説します。
【Key Points】
- 車載ネットワーク開発におけるシミュレーションの必要性
- シミュレーションに必要な要素と適切なツールの比較
- デンソー社におけるシミュレーション環境構築の取り組みと事例
アーキテクチャ探索に課題をお持ちの方は必見です。ぜひご参加ください。