ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)は、自動車産業における100年に1度の大変革期の中で、現在最も注目を浴びているテーマです。SDVは「ソフトウェアによって定義される車」を指し、ソフトウェアを変更することで機能や価値も変更することができます。
SDV開発で重要となる「Decoupling」
SDVの開発における重要な要素の一つに「Decoupling」があります。
Decouplingは分離を意味する単語で、SDV開発の文脈においてはソフトウェア/ハードウェアの分離や、安全/セキュリティレベルの異なるソフトウェア同士の分離を指します。
DecouplingはSDVで実現される、更なる利便性や楽しさといった価値を提供するような機能に関わる比較的安全/セキュリティレベルの低いソフトウェアと、自動車におけるミッションクリティカルな部分に関わる安全・セキュリティレベルの高いソフトウェアが、フラットなHPC (High Performance Computer)上に混在しお互いがお互いを干渉し得る、という課題に対するアプローチです。
7/18開催ウェビナー:「SDVアーキテクチャの設計原則 - Decoupling (デカップリング)とは」
イーソルは、7/18(木)にウェビナー「SDVアーキテクチャの設計原則 - Decoupling (デカップリング)とは ~ ソフトウェア/ハードウェアの分離、安全/セキュリティレベルの異なるソフトウェア同士の分離 ~」を開催します。
本ウェビナーでは、Decouplingに焦点を当て、
- 半導体ベンダ各社からリリースされているヘテロジニアスマルチコアSoC上で
それをどう実現するのか - 車の深部のセンサ/アクチュエータ制御とCloud-nativeなサービスを
どの様に連携させるのか - SDV Systemのアジャイルな継続的進化とASIL安全要件をどう両立させるのか
SDV開発に携わる方は必見のウェビナーです。ぜひご参加ください。