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「EdgeTech+ 2023」Armパビリオンに出展:SDV開発を支えるRTOSをベースとしたランタイム環境

2023/11/02 12:31:11

EdgeTechPlus-2023

イーソルは、11/15~17に開催される「EdgeTech+ 2023」のArmパビリオンとAUTOSARパビリオンブースに出展します。

今回は、Armパビリオンへの出展内容を紹介します。


SDV開発を支えるRTOSをベースとしたランタイム環境

イーソルは、ArmプロセッサをベースにSDV(ソフトウェア定義型自動車:Software-defined Vehicle)の標準化を進めるSOAFEEのメンバーです。機能安全規格に対応した車載ソフトウェア開発における長年の経験とノウハウで、OEMが安全でセキュアなSDV(Software-Defined Vehicle)の開発を可能にするための包括的なソフトウェアプラットフォームの提供を目指しています。

SOAFEEは標準的なHPCとしてメニーコアハードウェアを想定しています。イーソルのRTOS「eMCOS®」はマイコン、シングルコアからマルチ・メニーコアプロセッサ、マルチチップまでをスケーラブルにサポートし、各種Armコアに対応しています。また、
特許取得済みスケジューリングアルゴリズムによりメニーコアプロセッサに期待される高いパフォーマンスと自動車等のミッションクリティカルなシステムに不可欠なリアルタイム性を両立しています。

Armパビリオン 展示内容

Armパビリオン内のイーソルブースでは、以下についてご紹介します。

  • Autoware.Universe Running on Safety RTOS
    自動運転に特化したROS 2ベースのソフトウェアスタック「Autoware」にリアルタイムOS「eMCOS POSIX」を適用させた、組込みシステム向けROS実行環境のデモを展示します。AutowareはOSにオープンソースのLinuxを用いますが、Linuxの代わりにeMCOS POSIXを採用することで、商用化に耐えうる高度なリアルタイム性能と信頼性を実現します。

  • eMCOS Hypervisor® 
    eMCOS POSIXの拡張版であるeMCOS Hypervisorミックスド・クリティカルアプリケーションを安全かつセキュアに仮想化するリアルタイム性を兼ね備えたハイパーバイザです。リアルタイム動作を保証しながら、汎用OSも実行できるため、リアルタイムアプリケーションとリッチな機能を組み合わせたシステムを構築できます。展示ブースでは、eMCOS Hypervisorを用いたデモを実演します。

開催概要

日程 2023年11月15日(水)~17日(金)
10:00~17:00 ※16日のみ18:00まで
会場 パシフィコ横浜:展示ホール/アネックスホール
詳細 https://www.esol.co.jp/event/event_279.html


イーソルは出展社セミナーにも参加し、11/17(金)15:30より「SDx(Software-defined anything:ソフトウェア定義)に求められるアーキテクチャとは」と題して講演を行います。

講演のご聴講および、イーソルブースへのお立ち寄りをお待ちしております。

EdgeTech+ 2023_Map-1



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