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ここからはじめるAUTOSAR Adaptive Platform

2022/07/20 16:10:00

自動車開発において、ソフトウェア開発の重要度は年々高まっています。
要求や開発の規模と複雑さの増大に対処する
カギは、過去のソフトウェア資産を「再利用」し、開発工程の「自動化」を進めること、およびその再利用や自動化を進めるために不可欠な「標準化」です。

これらの実現を目的として発足したのが、車載ソフトウェアプラットフォーム標準仕様の開発パートナーシップであるAUTOSARです。現在では、AUTOSARにはほぼ全ての自動車関連企業が参加しています。


高度な自動運転の本格的な普及のために不可欠であるAUTOSAR Adaptive Platform

AUTOSARには、静的OS(OSEK/VDX OSベース)を用いた規格であるClassic Platform(CP)と動的OS(POSIXベース)を用いたAdaptive Platform(AP)があります。

AUTOSAR APは、高度な自動運転の本格的な普及のために不可欠とされています。
標準化活動を通じて規格文書とリファレンスコード (APD: Adaptive Platform Demonstrator) の開発が進み、一部では量産車への適用も始まっていますが、さらなる適用に向けてはAUTOSAR AP関連の開発活動をさらに円滑化させる必要があります。
AUTOSAR APを「知っている」にとどまらず、以下などの対応が求められます。

  • プロセスを構築していく
  • 開発資産や各種サービスとの連携を構築し、活用していく
  • 起動時間やリアルタイム性、安全・セキュリティ面での必要な対処を取っていく

AUTOSAR APへのはじめの一歩を踏み出したい方に向けて

  7/26(火)開催 無料ウェビナー
「ここからはじめるAUTOSAR Adaptive Platform 2022 ~第1回 入門編~」

本ウェビナーでは、AUTOSAR APへの入口、はじめの一歩を踏み出すための準備として、AUTOSAR APの基本的な概要などを解説します。MONOistで「AUTOSARを使いこなす」の連載記事を執筆しているエンジニアリング管理部の櫻井と、AUTOSAR関連の開発に深く携わっているプラットフォーム開発部の岡本がスピーカーを務め、テーマを変えて全4回の開催を予定しています。
「AUTOSAR APについて基本的な知識を知りたい」「理解をより深めたい」とお考えの方は、ぜひご参加ください。



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