機能安全開発やサイバーセキュリティ対応をしていると、多くのエビデンスに対して、規格で要求されているトレーサビリティの確保に苦労をされている実務者を多く見かけます。大抵は力技で解決を試みようとしますが、エビデンスの多さやバージョンの関係で反映漏れが散見され結果的にはトレーサビリティ確保の要求を満たせない状況に陥ります。また安全要求やセキュリティ要求がシステム設計と紐付けができないと、設計変更や新たな脅威が発見された際の影響分析が困難になります。この影響分析はシステムが大規模化するほど複雑となり、多大な時間を要する事となり実務者を苦しめます。
microTRACER連携オプションのメリット
- 機能安全やサイバーセキュリティ対応と実開発の成果物がトレーサビリティを確保することで影響範囲分析が容易となる
- 実際システム / ハードウェア / ソフトウェア開発者が横軸として情報を共有することが難しい点をトレーサビリティが確保できることで開発の効率化を実現
- 機能安全分析ツールとしてOEM/Tier1企業様にご使用いただいている「Ansys medini analyze」と業界で一番使用実績のあるmicroTRACERと連携できることでエンジニアリソースを大幅に削減可能
ツール上での実際の動きをご覧いただけるデモ動画を新たに公開しました。本ツールを使用した場合の、具体的なフローをイメージしていただけるような内容となっていますので、以下よりぜひご覧ください。
デモ動画:トレースタグの設定
デモ動画では、トレースタグの設定とトレース結果の表示を行う様子をご覧いただけます。
2点間のトレース対象の成果物に対して埋め込まれた「タグ情報」がどこにあるかをmicroTRACERで設定し、トレース表示します。
・成果物例
Ansys medini analyze:安全分析 Excelファイル:ソフトウェア設計書
[ 視聴所要時間 : 2分52秒 / 音声無し ]
さらに詳しく知りたい方へ
microTRACER連携オプションについて、さらに詳しく知りたい方は、オンデマンドウェビナーをご視聴ください。
オンデマンドウェビナー
「Ansys medini analyzeとmicroTRACER連携機能リリース!
機能安全/サイバーセキュリティ対応の影響範囲分析を効率化」
本ウェビナーでは機能安全/サイバーセキュリティ対応でのトレーサビリティ確保の苦労ポイントやツールを使って影響範囲分析を容易に実施する方法を、より詳細なデモを交えてご紹介します。
マーケティングコミュニケーション部 A.S