2015年7月、フィアット・クライスラー社は、走行中のジープ・チェロキーがハッキングにより遠隔操作される様子が公表されたことを受け、脆弱性対策として140万台をリコールして車載ソフトウェアを更新しました。このリコールをきっかけに、自動車に対するサイバーセキュリティが注目されるようになりました。
車両サイバー攻撃への脅威が増加している中、国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)にてサイバーセキュリティ関連法規が策定され、国連規則として、UN-R155/UN-R156が発行されると同時に国内でも施行開始となりました。自動車業界ではサイバーセキュリティ対応がますます急務となっており、その中でもソフトウェア脆弱性の検出/対処/監視については、製品開発段階から量産を経て出荷後の保守運用段階で常に脆弱性の監視と対処が必要となってきます。
ネットワークに接続するシステムが増えている状況で「サイバーセキュリティへの対応が一つの品質の指標」となる時代に突入しています。しかし、プロセス構築の準備や法規化対応を検討する必要がある状況で、今後どのように対応していくべきかを不安を感じている開発者の方も少なくありません。
イーソルトリニティは脆弱性監視ソリューションを展開されているCybellum社と連携し、開発~運用保守までのサイバーセキュリティ対策を強力に支援します。
サイバーセキュリティ対応における脆弱性管理に課題を抱えている方へ
12/16(木)にライブ配信するウェビナー「開発~運用保守までのサイバーセキュリティ対策を支援 Cybellum社が提供する脆弱性監視ソリューション」では、Cybellum社をゲストに迎え、下記についてユースケースを交えてご紹介します。
・CSMS対応活動について
・脆弱性検証~監視
・PSIRT支援機能
[ウェビナー詳細・お申し込みはこちら]
https://www.esol-trinity.co.jp/event/666/
*UN-R155:
車両のサイバーセキュリティおよびサイバーセキュリティ管理システム(CSMS)
*UN-R156:
車両のソフトウェアアップデートとソフトウェアアップデート管理システム(SUMS)